事業概要
ドリンク剤受託製造のトップメーカーとしての
実績に甘んじず新たな市場開拓、戦略を展開します。
取締役 営業部長 山下 郁男
進行する製造業態の外注化(ファブレス化)の受け皿として。
当社は、受託製造のドリンク剤専業メーカーとして、医薬品、医薬部外品、ヘルスケア系、美容系と250品目以上の製品を供給しています。国内のドリンク剤市場が年間約20億本といわれるなか、自社生産している大手製薬メーカーを除くと、3億5千万本製造している当社は受託製造でトップシェアを誇っています。
左右に動かすことができます。
ヘルスケア系ドリング剤のニーズの高まりとともに、薬機法の改正によって医薬品メーカーもアウトソーシングしやすい状況になり、受託製造メーカーの活躍フィールドは広がっています。当社は東京、大阪に営業拠点をもち、長年お付き合いいただいているお客さまを中心に、常に情報収集、交換を重ね、新製品開発にあたっては「セールス」をするというより「共同開発」させていだたくようなスタンスが増えています。お客さまの製品、ブランドをお預かりするうえで、それだけの信頼関係、パートナーシップが築かれていることが当社の強みでもあります。
開発段階からの支援要請にも対応。次世代商材の提案も展開中。
近年は開発から委託されるお客さまも多く、原料、原薬といった素材メーカーと太いパイプをもち、開発、製造に豊富なノウハウを有する当社は、数年単位での長期的なスパンで製剤化に取り組み、オリジナルレシピで製品化へ導いています。 こうした需要増に対応するために関東工場の建設が進み、来年以降稼働を予定しています。当社では生産体制強化によって、お客さまからのご期待に応えたいと思っており、また同時にドラッグストアなど小売店のPB製品といった新しい市場開拓を図ることも考えています。さらに台湾企業との提携により、中国市場への製品供給が具体化しています。中国は生産ロットが国内に比べ大きく、今後注力していきたい分野です。このほか次世代向けには、ガラスびんのドリンク剤という枠を超えて、新素材による新しい形態での製造を考えており、来年以降具体化していく予定です。